0系新幹線で九州へ (part3)



 0系のデッキ部分です。

今の新幹線の車両と似たようなつくりになっております。
 そして、全盛期であった0系新幹線の勇士の写真がありました。
 こちらは、洗面台ですが、リニューアルされておりますが、昔のままのつくりでした。
 運転台も見えましたが、今で言うとアナログなつくりです。
 客室内は、2−2列シートという座席配置になっています。
 座席の幅も大きく、グリーン車のような座席で、とてもゆったりしていました。
 定刻に発車しました。

今の新幹線車両とは違い、加速もゆったりと…という感じで進みました。
 自由席の車内も、それほど混雑がなく、普段どおりの乗車率である・・・という感じでした。

しかし、このゆったりした車内雰囲気もすぐに変化してしまうとは・・・
 新幹線もマックススピードに差し掛かり、高速道路の車もあっという間に抜かしていきます。

0系の最高速度220kmで走行します。
 トンネルに入ると、今の新幹線車両よりは、すこし薄暗い感じがしました。

そして、このときに、山陽新幹線の相生駅で人身事故が発生し、運転見合わせ…という情報が流れました。
 15時05分、新倉敷(しんくらしき)駅に到着しました。

ここで、10分ほど停車しました。 相生駅で人身事故が発生し、運転見合わせで抑止がかかりました。


 しかし、この新幹線は、数分遅れで発車し、次の駅の福山(ふくやま)駅に到着しました。

ここで、大量に乗客が乗り込み、ほぼ席が埋まりました。
 のんびりとしていた車内雰囲気もここで終了し、喧騒した車内雰囲気となってしまいました。

まさか、終点までこの状態がずっと続くとは、夢にも思いませんでした・・・。
 喧騒した車内の中、15時28分、新尾道(しんおのみち)駅に到着しました。

ほとんどの駅で、停車時間が3〜5分ほどあるので、ここで、遅れを取り戻しました。
 普段は、通過ばかりする駅に停車すると、その駅の様子がわかってきます。

普段はガラガラなのか、乗り込んでくる乗客たちは、この混雑さに驚きを隠せませんでした。
 長大なトンネルをぬけ、次の駅が近づいてきました。

高架下には、山陽本線の列車、103系が見えました。
 15時42分、三原(みはら)駅に到着しました。
 反対の上り方面のホームには、100系のこだまと、ひかりレールスターが停まっていました。

運転見合わせのため、普段は通過する、ひかりレールスターも通過線のところで停まっていました。
 定刻通り発車しました。

今確実に動いているのは、この新幹線だけ・・・ということで、0系新幹線の独り舞台です。
 15時58分、東広島(ひがしひろしま)駅に到着しました。




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